Micro Data Center

主な特長

高い可用性

• 可用性最高レベルのClass-Aをサポート
  CQC（中国品質保証センター）によるGB50174（データセンター設計規範）のClass-A（可用性最高レベル）に対応、顧客のニーズに応じてN、N+1、または2N構成を提供可能です。

• 信頼性の高い緊急冷却システム
  信頼性の高いメカニカル冷却システムを採用、温度異常が検知されると直ちに冷却システムが稼働します。

• 分散制御により信頼性を向上
  信頼性向上を目的に分散制御システムを採用、空調、UPS、周囲環境、およびスマートラック（温度、湿度、照明、PDU、ドアセンサーなど）などの各システムにおいて、制御機器の1つが故障した場合でも、他の装置の状態表示や警告メッセージ、データアップロードに影響を与えません。

TCO（総保有コスト）の最適化

• 省エネ・PUE1.4未満
  ホットアイル／コールドアイル・コンテイントシステムでは冷気と熱気の混合を効果的に分離します。そのうえでラック内の水平気流を利用してデータセンター内のホットスポットを減少させます。設置されるUPSのAC-AC変換効率を50％負荷において94％以上となります。

• 省スペース、優れたスペース効率
  ラック内冷却システムには後方遠心ファンを採用、そのファンはコールドアイル上に位置します。遠心ファンにより水平気流は緩和されることで、コールドアイルは短縮され、その結果、フロアレイアウトにおいて奥行は1200mmで成立し、設置面積の節約が可能となります。

高い適応性

• 迅速な導入
  行政、教育、金融などの機関、または中小企業などの中小データセンターのアプリケーションに適しています。柔軟なシステム構成と設置工事期間の短縮により、必要に応じて適切な投資を行いながらシステムの拡張が可能です。

• 柔軟に可用性レベルを調整可能とするデザイン
  設置段階または運用段階のいずれでもシステムの可用性レベルを調整可能です。改めて電源システムや冷却システムを再設計する必要はありません。

スマート管理

• データセンターの環境データおよびセキュリティ情報と接続可能
  データセンターの温度、湿度、煙検知、センターへのアクセス情報、センターに設置されたIPカメラなどの情報を標準管理システムに接続可能です。プラグアンドプレイにより、システムの再構築は不要です。

• WhatsAppおよびモバイルアプリの活用
  SMSアプリのひとつWhatsAppを使用したアラーム（オプション）は、コスト削減だけでなく、現在のトレンドにも適応しています。モバイルアプリの利用により、メンテナンスおよび管理担当のスタッフはいつでもどこでもシステムの動作情報を確認できます。

• システムキャビネット内に組み込まれたアクセス制御
  システムキャビネット内のフロント、リアの双方にアクセス管理機器が装備されており、認証されたスタッフのみがタッチパネルにパスワードを入力することでキャビネットの扉を開けることができます。これにより専門スタッフ以外のスタッフが、UPSや冷却装置などの機器を誤作動させシステムクラッシュを引き起こすことを防止できます。アクセスシステムが故障した場合は、専用の鍵により手動で扉を開くことも可能です。

アプリケーション